2019年6月28~29日、日本が初めて議長国を務めた大阪開催のG20サミット(20か国地域首脳会議)は、G7メンバーの日本、米国、英国、フランス、ドイツなど7か国、ロシアやインド、サウジアラビアなど12か国、EUの20か国。そしてオランダ、シンガポール、スペイン、ベトナムなど8つの招待国が出席し、史上最大規模の首脳会議となりました。
大阪サミットでは、昨今問題視されている海洋プラスチックごみ(プラごみ)問題も、主要テーマの1つです。2050年までに新たな海洋プラごみ汚染をゼロとすることを目指す「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」を共有し、プラゴミ汚染の削減を目指すことでまとまり、法的な拘束力までの合意に至りませんでした。
今後、日本では海洋プラごみの問題をビジネスチャンスと捉えて新たな海洋汚染対策マーケットの創出が期待されています。